2045年。
全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。
だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来―。
【制作】:Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS /Netflix
【原題】:『攻殻機動隊 SAC_2045』
【配信開始】:2020年4月23日 独占配信開始
【話数】:全12話(シーズン1)
【年齢制限】:16歳以上
※難解なストーリー
【おススメ度】:
【原作】
・『攻殻機動隊』
【原作者】
・士郎正宗
【総監督】
・神山健治
・荒牧伸志
【監督】
・藤井道人
【キャラクターデザイン】
・イリヤ・クブシノブ
【キャスト】
・田中敦子
・阪脩
・大塚明夫
・山寺宏一
・仲野裕
・大川透
・小野塚貴志
・山口太郎
・玉川砂記子
・潘めぐみ
・曽世海司
・喜山茂雄
・林原めぐみ
『攻殻機動隊 SAC_2045』とは
『攻殻機動隊 SAC_2045』は2020年4月23日から「Netflix」にて独占配信が開始された「サイバーパンクアニメ」。
「サイバーパンク」とは1980年代に流行・成立した「SF(サイエンス・フィクション)」のサブジャンルや思想のこと。
主にテクノロジーが過剰に発達した世界を舞台に、「暴力的で退廃した未来社会」を描く作品が多い。
名作と名高い『攻殻機動隊』の続編であり、舞台は全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生で紙幣の価値が突如無くなり、AIの爆発的な進化によって計画的且つ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入した世界。
卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた「草薙素子(くさなぎ もとこ 通称:少佐)」と「バトー」たち「元・公安9課」のメンバーは世界中の「内戦」・「紛争」を渡り歩き、「傭兵部隊」として腕を奮っていた。
あるとき「少佐」率いる部隊が任務を行っていると、「謎の組織」に拘束されて仕事を持ちかけられる。
それは「最新鋭の防壁」を瞬時にハッキングできる驚異的な知能に加え、機関銃の弾幕を回避することができる異常な身体能力を持つ“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる存在を調査するというもの。
そんな“ポスト・ヒューマン”を調査していくなか、再び「攻殻機動隊(こうかくきどうたい)」が組織されていく。
あらすじ
2045年。
全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。
だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来―。
公式サイトより引用
公安9課は電脳社会に突如出現した新人類“ポスト・ヒューマン”による電脳犯罪を阻止すべく、総理の密命により再び組織される。
登場人物
草薙素子(くさなぎ もとこ)
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声: 田中敦子
本作の主人公。
脳と脊髄の一部を除き全身を義体化した女性型サイボーグで、9課の実質的なリーダー(現場指揮官)。
かつて軍に属していた過去から、9課面メンバーからは「少佐」と呼ばれる。
少女のような姿だが、凄腕のハッキング能力と卓越した戦闘能力を持つ世界でも屈指の義体使い。
また的確な指揮能力を持ち、エスパーよりも貴重な人材と評される。再編された公安9課を率い、ポスト・ヒューマンと対峙する。
荒巻大輔(あらまき だいすけ)
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:SEASON1 – 阪脩
:SEASON2 – 中博史
9課の課長。
元陸上自衛軍情報部出身で、優れた政治的手腕と豊富な人脈を有する。
権力欲や出世欲がなく、私情では動かない事をモットーとし、9課のメンバーからは絶大な信頼を寄せられている知将。
小柄でサル顔の為、9課メンバーからは親しみを込めて「猿オヤジ」「オヤジ」と呼ばれる。
総理の密命により公安9課再編を図り、自身も課長に就任。日本におけるポスト・ヒューマン対策に取り組む。
バトー
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:大塚明夫
「眠らない眼」を持つ元陸上自衛軍レンジャーのパワー型サイボーグ。筋肉質なゴツイ体型をしている。
性格はひょうきんで、人間味に溢れていており、銃撃戦や格闘戦に長けており戦闘能力が高い。
また高度なハッキング能力を持ち、「少佐」からの信頼も厚く、彼女の不在時はバトーが陣頭指揮(じんとうしき)をとることもある右腕的存在。
傭兵稼業を謳歌していたが、再び公安9課に所属し、ポスト・ヒューマン対策にあたる。タチコマたちに特に慕われている。
トグサ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:山寺宏一
元警視庁捜査一課特務班の刑事で、電脳化はしているがそれ以外はほぼ生身。
民間警備会社に勤めていたが、再び公安9課に合流。
公安9課唯一の所帯持ちだったのだが、『攻殻機動隊 SAC_2045』SEASON1の時点で離婚している。
イシカワ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:仲野 裕
元軍属で、主にネットでの情報収集を担当している情報収集・解析能力といった電脳戦のエキスパート。
公安9課においては、電脳ダイブルームからの支援が多い。
「少佐」との付き合いは9課メンバー中で最も長く、彼女を「戦闘の天才」と評価している。
(または「メスゴリラ」)。
サイトー
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:大川 透
狙撃のプロフェッショナルで、第四次非核大戦時は傭兵として活動していた。
左眼は人工衛星とリンクした狙撃支援システム「鷹の眼」と呼ばれる義眼となっており、狙撃時には人工衛星とリンクして狙撃の為の様々な情報を得る事ができる。
義体化部位は左眼と左腕のみで、9課の中ではトグサに次いで少ない。
パズ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:小野塚貴志
内偵調査や、ナイフを用いた近接格闘術を得意とする。
人を欺く技術も高く、地道な捜査活動を得意とする。再編された公安9課に合流し、ポスト・ヒューマン対策にあたる。
ボーマ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:山口太郎
元特殊部隊員で、特殊工作を得意とする爆弾の専門家。
再編された公安9課に合流し、電脳による情報収集により部隊を支援する。江崎の指南役として、面倒見のよい一面も。
スタンダード
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:津田健次郎
草薙素子(くさなぎ もとこ)率いる傭兵部隊に参加した新人。
陽気な性格だが、間の抜けたところもあり、“おもしろ”と呼ばれている。
タチコマ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声 : 玉川砂記子
人工知能(AI)を搭載した多脚思考戦車。
自ら思考して自立行動をすることができる。熱光学迷彩や各種兵装の他、搭乗可能なポッドを備えており、4つ(または6つ)の脚と2つの腕をもち、機関銃やランチャーなどの攻撃機能を所持している。
新生公安9課において、旧型と新型がともに運用されており、バトーが好き。
江崎プリン
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声 : 潘めぐみ
再編された公安9課の鑑識担当の赤服ではあるが、自主的に情報収集から事件捜査までを行う新メンバー。飛び級でMITに入学した才女。バトーに特別な感情を抱いている。
”ポストヒューマン”である可能性が示唆されている。
久利須・大友・帝都(クリス・オオトモ・テイト)
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声 : 喜山茂雄
日本国初の元アメリカ国籍の総理大臣で、アメリカからの要請により公安9課再編の密命を荒巻に下した。国家を憂いつつも、”ポスト・ヒューマン”対策に臨む。
ミズカネスズカ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:庄司宇芽香
元数学オリンピックチャンピオン。日本においてポスト・ヒューマンに覚醒したとされる一人。新浜国際空港でその姿が捉えられるが、行方をくらます。
シマムラタカシ
引用:攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト
著作権:©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
©Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045
声:林原めぐみ
14歳の中学生。日本においてポスト・ヒューマンに覚醒したとされる一人。“シンクポル”と呼ばれるシステムの作者と目される。自身の過去を追うトグサの前にその姿を現す。
『攻殻機動隊 SAC_2045』 SEASON2
【制作】:Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS /Netflix
【原題】:『攻殻機動隊 SAC_2045』
【配信開始】:2022年5月 独占配信開始
【話数】:全12話(シーズン2)
【年齢制限】:16歳以上
【おススメ度】:
【原作】
・士郎正宗
【総監督】
・神山健治
・荒牧伸志
【監督】
・藤井道人
【キャラクターデザイン】
・イリヤ・クブシノブ
【キャスト】
・田中敦子
・阪脩→中博史
・大塚明夫
・山寺宏一
・仲野裕
・大川透
・小野塚貴志
・山口太郎
・玉川砂記子
・潘めぐみ
・津田健次郎
・曽世海司
・喜山茂雄
・林原めぐみ
待望の【シーズン2】は2022年5月に独占配信開始されました。
【シーズン2】では「江崎プリン」が「ポスト・ヒューマン」の可能性である示唆がされ、「ポストヒューマン」である「シマムラタカシ」の捜索中に失踪したトグサを捜索していた「公安9課」は、自らを「N」と名乗る難民集団とそこに介入する「アメリカ特殊部隊」とはちあわせます。
実は「ポストヒューマン」によって「アメリカの原子力潜水艦」が奪取されており、核大戦の危機が迫っていました。
そんななかで「公安9課」・「アメリカ」・「ポスト・ヒューマン」による三つ巴の戦闘がはじまり、やがて”「ポストヒューマン」の目的と誕生の秘密”が明かされることになっていきます。
あらすじ
日本においてポスト・ヒューマンに覚醒したとされるシマムラタカシの捜索中に失踪したトグサを追い、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、先の大戦で廃墟と化した東京へと向かう。
そこで草薙たちを待ち受けていたのは、自らを「N」と名乗る難民集団と、介入するアメリカの特殊部隊だった。
公式サイトより引用
奪取された原子力潜水艦による核大戦の危機が迫るなか、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンによる三つ巴の戦闘が激化していく――。
『攻殻機動隊 SAC_2045』 楽曲
【Season1】の楽曲
オープニングテーマ
『Fly with me』
エンディングテーマ
『sustain++;』
【Season2】の楽曲
オープニングテーマ
『Secret Ceremony』
エンディングテーマ
『No Time to Cast Anchor』
『攻殻機動隊』とは
原作は1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」に掲載された士郎正宗による漫画作品。
科学技術が飛躍的に「高度化した世界」が舞台となっており、
・脳内で会話やインターネットができたりする「電脳化」
・体のほとんどが機械化された「義体化」
・部分的な機械化を施した「サイボーグ」
・AIで動く「アンドロイド」
が当たり前の社会。
そんな世界において、「テロ」や「暗殺」などの「犯罪」を事前に察知し、その被害を最小限に抑える内務省直属の「攻性公安警察組織」である「公安9課」(通称:「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語です。
当初はマイナー漫画というような評判でしたが、この作品を一躍有名にしたのは「原作」をもとに作られた劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(1995年公開)』です。
国内外で高い評価を受け、全世界でのビデオ・DVDの売上は130万本を達成。監督である「押井守」の名を一躍世界に広めました。
特に海外で高い評価を受けており、アメリカのビデオ週間売り上げ第1位を記録しました。
まSF映画の金字塔である『マトリックス』を作った「ウォシャウスキー兄弟」に影響を与えたことでも有名です。
さらに2002年、2004年、2006年の3シーズンにわたってTVアニメ化され、こちらもアニメ界の名作として名高いです。
しかも、2017年にはハリウッドで実写映画化されました。
『攻殻機動隊 SAC_2045』の評価や口コミまとめ
国内最大級のドラマレビューサイト 「Filmarks(フィルマークス)」での評価
「Filmarks(フィルマークス)」での評価は
【シーズン1】の平均スコアは★3.8
【シーズン2】の平均スコアは★3.9
と良評価を獲得しています。
近未来で起こりえるかもしれないSF世界観と、CGによる美麗映像に引き込まれたというコメントが多かったです。
「だいちん」の評価
攻殻機動隊 最高!
まず最初のOPで心を掴まれました。
美麗映像(制作・Production IG)とmillennium paradeによる壮大な楽曲の融合。
一流同士のコラボは超一流の作品をうみだしますね~(しみじみ・・・)
最初はキャラクターのCG映像に違和感を覚えましたが、イリヤさんのキャラデザもあいまって、回を重ねていくごとにこれはこれで好きになりましたね。
それとストーリーは従来のアニメのような単発もの(メインストーリーと関係ない回)が少なく、伏線が散りばめられたストーリー形式でわかりやすくなってます。
(ただし専門用語が多いので「何言ってんだ?」になることはあります。)
演出や声優さんの演技もあいかわらず素晴らしかったです。
あとOPやEDの音楽もオシャレでカッコよく、どちらも引き込まれました。
自分は『攻殻機動隊シリーズ』を全制覇しているのですが、この作品は間違いなく期待を裏切らないです!
これは、もう攻殻ファンは見るしかない!
そう囁きますね 俺のゴーストが
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