恐怖におびえても、運命は超えられない。
【制作】:Netflix
【原題】:『The Witcher』
【配信開始】:2019年12月20日
【話数】:【シーズン1】全8話
【年齢制限】:16歳以上
※「アダルトシーン」や、激しい「グロテスクシーン」あり。
【吹き替え】:有り
【おススメ度】:
【原作】
・小説『ウィッチャー』
【著者】
・アンドレイ・サプコフスキ
【キャスト】
・ヘンリー・カヴィル
・アーニャ・シャロトラ
・フレイヤ・アーラン
・ジョーイ・ベイティ
『ウィッチャー』とは
『ウィッチャー』は2019年12月20日から「Netflix」にて独占配信された「ファンタジードラマ」。
「エルフ」・「ドワーフ」・「魔法」・「モンスター」などが存在するファンタジー世界を舞台に「怪物退治」を生業としているゲラルトを主人公とした冒険を描いており、剣や魔法と言った迫力のあるアクションにくわえ、「暴力」・「政治」・「戦争」など人間の醜い部分も描かれている大人向けのダークファンタジーとなっています。
原作は1986年に公開されたポーランドのファンタジー作家「アンドレイ・サプコフスキ」による小説なんですが、2007年から販売されたゲームシリーズがとても有名。
・『The Witcher (ウィッチャー) 』- 2007
・『The Witcher 2: Assassins of Kings (ウィッチャー2:キングスの暗殺者)』 – 2011
・『The Witcher 3: Wild Hunt (ウィッチャー3:ワイルドハント)』 – 2015
・『The Witcher: Battle Arena (ウィッチャー:バトルアリーナ) 』- 2015 (モバイルゲーム)
・『Gwent: The Witcher Card Game (グウェント:ウィッチャーカードゲーム) 』- 2018 (カードゲーム)
どのシリーズも好評を博し、特に『The Witcher 3: Wild Hunt (ウィッチャー3:ワイルドハント)』は多くのゲームオブザイヤー賞を受賞。
全世界で5,000万本を売り上げるという大きな成功を収めました。
あらすじ
超人的な力を秘めた”ウィッチャー”のゲラルトは、怪物退治を請け負う凄腕のハンター。
Netflixより引用
暴力だけでなく陰謀と策略が渦巻く戦国の世で、己の居場所を求めて戦う。
『ウィッチャー』の登場人物
ゲラルト
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – ヘンリー・カヴィル(シーズン1〜シーズン3)
演 –リアム・ヘムズワース(シーズン4〜)
日本語声優 – 東地宏樹
怪物を狩ることを生業とする「熟練のウィッチャー(魔法剣士)」。
「霊薬」によって超人的な身体能力と病気や毒への耐性を持つ”白髪”が特徴的な屈強な男性で、剣術と「印」と呼ばれる簡易的な魔法を使用して大陸中の怪物退治を請け負っている。
その名は「リヴィアのゲラルト」・「白狼」・「ブラビケンの殺し屋」といった複数の異名が大陸に轟くほど強く、歳は100歳を超えている(霊薬によって老化が遅くなっている)。
シリラとは「驚きの法」によって運命的に結ばれている。
※「驚きの法」とは、この世界に存在するルール。
なにかの成果を上げたときに具体的な報酬を提示せず、「帰宅時にはじめて目にしたもの」「次に食べたもの」などを指定すると、それが報酬になるというもの。
シリラ
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – フレイヤ・アーラン
日本語声優 – 近藤唯
「シントラ王国」の女王・キャランセの孫娘。
灰金色の髪の少女で、通称はシリ(外部の人間には”シントラの仔獅子”と呼ばれる)。
この物語のキーパーソン。
イェネファー
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – アーニャ・シャロトラ
日本語声優 – 恒松あゆみ
魔法協会の構成員である強大な魔法使い。
ヴェンガーバーグという国の魔女で、通称:ヴェンガーバーグのイェネファー。
4分の1エルフの血をひく。
ヤスキエル
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – ジョーイ・ベイティ
日本語声優 – 小林親弘
ゲラルトに付きまとう吟遊詩人の男性。
女好きで、巻き込まれ体質。
キャランセ
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – ジョディ・メイ
日本語声優 – 不明
シントラ王国の女王。
シリラの祖母であり、“シントラの雌獅子”と呼ばれる女傑。
カヒル
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – エイモン・ファーレン
日本語声優 – 浜田賢二
ニルフガード王国の士官。
黒い羽兜の騎士で、シントラ王国の侵略を務める。
ティサイア
引用:Netflix
著作権:Netflix
演 – マイアンナ・バーリング
日本語声優 – ちふゆ
「アレツザ」の魔法学校校長。
イェネファーの師。
『ウィッチャー』シーズン2
【制作】:Netflix
【原題】:『The Witcher』
【配信開始】:2021年12月17日
【話数】:【シーズン2】全8話
【年齢制限】:16歳以上
※「アダルトシーン」や、激しい「グロテスクシーン」あり。
【吹き替え】:有り
【おススメ度】:
【シーズン2】は2021年12月17日から「Netflix」にて独占配信開始。
『ウィッチャー』シーズン3
【制作】:Netflix
【原題】:『The Witcher』
【配信開始】:2023年6月29日
【話数】:【シーズン1】全8話
【年齢制限】:16歳以上
※「アダルトシーン」や、激しい「グロテスクシーン」あり。
【吹き替え】:有り
【おススメ度】:
【シーズン3】は2023年6月29日から「Netflix」にて独占配信開始。
『ウィッチャー』の評価や口コミまとめ
国内最大級のドラマレビューサイト 「Filmarks(フィルマークス)」での評価
「Filmarks(フィルマークス)」では、
・【シーズン1】平均スコア★3.9
・【シーズン2】平均スコア★4.0
・【シーズン3】平均スコア★3.7
の良評価を獲得。
(2023年10月現在)
海外ファンタジーの世界観や、アクションとストーリーに引き込まれたというコメントで評価されています。
ただし時系列が1話ごとにバラバラでわかりづらいとも。
アメリカの評論サイト「Rotten Tomatoes」での評価
アメリカの評論サイト・「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」では、批評家支持率80%、観客支持率54%というスコアを獲得しています。
(2023年10月現在)
批評家支持率は高いですが、一般にはウケが少々悪いです。
※「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」は、全米の様々な作家協会・映画評論家団体が承認したレビュアーによる各映画のレビュー。
一般人も参加することができ、作品ごとに「批評家支持率」と「観客支持率(一般)」のそれぞれのレビューを集計し、賛否の平均値を点数として掲出されています。
ちなみに名称である「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」とは”腐ったトマト”の意味を持ち、「ひどい演技や演出に怒った観客が腐ったトマトなどの野菜類を舞台へ投げつける」という、映画や小説でよく出てくる表現から名付けられました。
※批評家支持率は「映画評論家」による評価。
細かく審査されており、厳しい評価がされることが多い。
・Freshマーク『Certified Fresh(新鮮保証)』(最高評価)
肯定的レビュー75%以上でいくつかの基準を満たし評価の信頼性がある作品
・赤いトマト『fresh(新鮮)』
肯定的レビュー60%以上
・緑の腐ったトマト『rotten(腐敗)』
肯定的レビュー60%未満
・白黒トマト
まだリリースされてないor評価が少ない
※観客支持率は「一般人」による評価。
面白ければ、だいたい評価が高い。
・満タンポップコーン(最高評価)
星3.5以上が60%以上
・倒れたポップコーン
星3.5以上が60%未満
・白黒ポップコーン
まだリリースされてないor評価が少ない
「だいちん」の評価
剣や魔法と言ったファンタジー全開のアクションにくわえ、「政治」や「戦争」など人間の醜い部分も描かれている大人向けのダークファンタジーで面白いです。
ただ、一話ごとに時系列がバラバラだったりするので途中で「どういうこと???」ってなってストーリーが難解になることもしばしば。
あとお色気シーンが無駄に多いのと、主人公のゲラルトが困ったら「んん…」て言いすぎ。
初見では理解に苦しみますが、それを乗り越えれば良作です。
原作好きやゲーム好きの方にも好評なようですので、まずは1話を観て合うかどうか確認してみてはいかがでしょうか?
コメント