おいでませ、混沌。
【制作】:MAPPA
【配信開始】:2020年1月
【話数】:全12話(シーズン1)+1話(OVA)
【年齢制限】:16歳以上
【おススメ度】:
【原作】
・『ドロヘドロ』
【原作者】
・林田球
【監督】
・林祐一郎
『ドロヘドロ』とは
『ドロヘドロ』は「林田球(はやしだ きゅう)」先生による漫画。
魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が自分の本当の顔と記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジーとなっており、独特な世界観、過激なアクション、そしてダークでカオスなユーモアが特徴的な作品です。
2000年から2018年の約18年間にわたって連載され、その唯一無二の世界観によって国内外で熱狂的なファンを獲得。
過激な描写から映像不可能と言われていましたが、MAPPAによって2020年1月にアニメ放送が開始。
Netflixでも2020年1月に配信開始され、国内外問わず人気を獲得しました。
あらすじ
おいでませ、混沌。
魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男、カイマン。
本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと一緒に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続ける。
いったい自分は何者なのか……。
2000年の連載開始から18年にわたって愛され続けた林田球の「ドロヘドロ」(全23巻)。
唯一無二の世界観によって国内外で熱狂的なファンを獲得し人気を誇っている。
そのあまりにショッキングでカオスな内容が故、映像化不可能と思われていた衝撃作が「どろろ」「ゾンビランドサガ」などハイクオリティで挑戦的な作品を数多く手掛けてきたMAPPAによって、ついに奇跡のTVアニメ化!
ドアの向こうからやってくる 魔法使いの『練習』
陽気な笑顔と鋭いナイフ ビールを飲んでスカッとしよっと
黒いケムリと美味しいキノコ ホールか…胸クソワリィ場所だ
これだとケツが丸見えになるし 大葉ギョーザ時々ゾンビ
死にたくなければよく聞いてください 三遊間に底なし沼
なんでフォークを投げんだよ?ナイフだろ、フツー
口の中にもう一人男がいるぞ お前は違う こうなったらヤケ酒だ
これらの要素が作り出すもの。それはまだ……混沌の中。それが……ドロヘドロ!
『ドロヘドロ』公式サイトより引用
登場人物
↓のリンクを参照。
『ドロヘドロ』の評価や口コミまとめ
国内最大級のドラマレビューサイト 「Filmarks(フィルマークス)」での評価
「Filmarks(フィルマークス)」では、平均スコア★4.2の高評価を獲得。
(2024年2月現在)
グロテスクな描写や設定がなかなかにダークなのにすごくポップさを感じさせる絶妙なバランスが面白いと高評価です。
アメリカの評論サイト「Rotten Tomatoes」での評価
アメリカの評論サイト・「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」では、批評家支持率100%、観客支持率94%という驚異の高スコアを獲得しています。
(おそらく単に評価数が少ないということもありますが、海外でもウケている証拠です。)
(2024年2月現在)
※「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」は、全米の様々な作家協会・映画評論家団体が承認したレビュアーによる各映画のレビュー。
一般人も参加することができ、作品ごとに「批評家支持率」と「観客支持率(一般)」のそれぞれのレビューを集計し、賛否の平均値を点数として掲出されています。
ちなみに名称である「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」とは”腐ったトマト”の意味を持ち、「ひどい演技や演出に怒った観客が腐ったトマトなどの野菜類を舞台へ投げつける」という、映画や小説でよく出てくる表現から名付けられました。
※批評家支持率は「映画評論家」による評価。
細かく審査されており、厳しい評価がされることが多い。
・Freshマーク『Certified Fresh(新鮮保証)』(最高評価)
肯定的レビュー75%以上でいくつかの基準を満たし評価の信頼性がある作品
・赤いトマト『fresh(新鮮)』
肯定的レビュー60%以上
・緑の腐ったトマト『rotten(腐敗)』
肯定的レビュー60%未満
・白黒トマト
まだリリースされてないor評価が少ない
※観客支持率は「一般人」による評価。
面白ければ、だいたい評価が高い。
・満タンポップコーン(最高評価)
星3.5以上が60%以上
・倒れたポップコーン
星3.5以上が60%未満
・白黒ポップコーン
まだリリースされてないor評価が少ない
「だいちん」の評価
グロくてポップなダークファンタジー!
といったアニメで、アングラ、カオス、カルト、ポップ、グロ、ダーク、サイケといった独特な世界観とキャラクターが織りなすシリアスとギャグの感じがちょうどよいですね。
けっこうグロイ描写はあるのですが、暗い世界観に対してキャラクターは明るいのでそんなに「うわっ…」って感じにはなりません。
設定が「トカゲ男」に「魔法使い」といったカオスな感じなので好き嫌いはハッキリ分かれますが、ハマる人はハマる作品だと思います。
よろしければ”おいでませ混沌”!
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